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2002年08月02日(金)
アップ アンド ダウン
たかマールグ
やたら湿気の多い、不快指数ばりばり 120パーセントを超える夜のデリーからです。
祝 フライオーバー 一部開通!
デリー在住者に朗報。特に南デリーにお住まいの方々にとっては、はぁー、これでやっと交通渋滞がちょっとは解消されるわーと胸をなでおろしているのではないでしょうか。(今日は、ちょっとローカルな話ですいません)
フライオーバーって何?
そうそう、説明が必要ですね。デリーに来られると分かるのですが、いわゆる高架道路のことです。交差点の渋滞を解消するために、今、デリーのあちこちで作られています。
デリーに一体いくつの高架道路があるのか知りませんが、主要な交差点には必ずこの高架道路が作られています。結構な数ですよ。
登っては降り、登っては降り。アップ アンド ダウン、アップ アンド ダウン。デリーの街は、アップ アンド ダウン。
で、どこのフライオーバーが一部開通したかというと、リングロード(またの名をマハトマ・ガンジー・ロード、デリーの環状道路)とオーロビンドー・マールグが交差するところ。ちょうどインド国立病院(AIIM−エームス、もしくはメディカルの名で通っている)の目の前にある交差点です。このかなり大きな交差点は、フライオーバーの建設が始まってから、一気に渋滞の度を増し、それでなくてもショートテンパーなドライバーが多いインド人を一層いらいらさせていました。信号、5回分くらい待つことを覚悟してましたからね。日本の渋滞を考えたら大したことないんですけどね。かく言う私も、相当いらいらしてましたけど・・・。
そのフライオーバーの一部がつい先ごろ開通しました。初ものが好きな私、早速通ってみました。渋滞も解消。信号待つこと1回のみ。ちなみに、ハイアットホテルからサウス・エクステンションに向かう方と、INAマーケットからサウス・エクステンションへ左折させるフライオーバーが完成しました。しかし、まだまだその全容は想像がつきません。ここの交差点の場合、単なるフライオーバーじゃないみたいで、手間暇かかってます。もう作り始めて何年になるんでしょうかね。
フライオ−バー、一杯あるって書きましたが、よく見るとおもしろいのが、それぞれのフライオーバーに特徴があるんですよね。工法が違うって言ったらいいのかなー?建設会社によって工法がまったく違うんですよね。意外と早くできたやつとか、もうかなりの年数をかけて作ってるやつとか。支柱ひとつとってみても、いろいろな作り方があるんやなーと感心してるくらいですから。
しかーし、フライオーバーにも問題が。車とかバイクを持っている人々は使い勝手がよく、便利でいいのですが、バスを使っている私たちにとっては、このフライオーバーというもの、すっごくくせものなんです。というのは、フライオーバーのせいで、交差点のバス停の位置が、すっごーく遠くなるんですよね。バスもフライオーバーの途中で止まってくれませんし。(たまに止まってくれるバスもあるけど、ごくたまにですね。)つまり、交差点でのバスの乗り換えが大変なんです。それでなくてもくそ暑いなか結構な距離を歩かされますから。デリーに住んでないと土地勘がなく、地域の名前などわからないと思うのですが、私が苦労したのは、ITOとアシュラムのフライオーバーですね。
もうちょっと歩行者のことを考えた街づくり、してほしいですね。
これからのデリーの街は、ますますアップ アンド ダウン。
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