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2002年08月08日(木)
希望の話
れん
たかジーの昨日の日記、ノーマン・カズンズ博士の話、笑いと希望、いい話っすねえ。希望ってことで観てる人います?筑紫哲也のニュース23。いま「このくにの希望」っていう特集してるんっすよ。なにかと暗い話ばかりの日本、この国に希望はあるのか、この国にとって希望とは、てなお題でいろんな人とお話し。おとついは作家の村上龍、昨日は日産の外人社長カルロス・ゴーンが出てました。
非常に印象に残った言葉。
まず村上龍。
もう日本は希望の必要のないくにになったのでは。 くにから希望がなくなっても これからは個人が希望をもっていれば それでいいくにになったのでは。
次にゴーン社長。
よそのくにに比べると日本は すべてにおいて優れているくに。 元気を取り戻すには、戦略が絶対必要。 どうやって皆のモチベーションを高めるか それが主眼となるべき。
なるほどなあと思いました。 特に残ったのが、希望の必要のないくにになった、ということ。どうしても僕のなかでは日本とインドを比べながら考えてしまうんで、なかなか対照的なものをあぶり出してくれるひとつの物差のような気がして、心に残りました。ゴーン社長の言うことも非常にもっともなことだと独り感心しました。グローバリゼーショングローバリゼーションとキーを打つのも面倒な言葉が口酸っぱく繰り返されている今ですが、でもんじゃあちょっとでもよそのくにとの距離が近づいたのかっていうとそうでもない感が漂うし、なんだか村上龍が言うように逆に個人とか個々の集団の内に行ってるような気も無きにしも非ずで。
先日はヒロシマの日とのことで朝、テレビで式典中継されてましたが、インドからも子どもが招待されて列席していました。式典終了後インタビューされていたインドの女の子は、私たちが変えていけるわ、と力強く語ってくれてました。嬉しい言葉ですよね。
唯一の被爆国としての日本の使命。 世界初の非暴力で独立を遂げたインドの使命。
個人でもくにでもどっちでも構いませんが、もっともっとこのふたつが仲良くなって、んでやれること、やるべきこと、やりたいこと、やってもらいたいこと、いっぱいありますね。
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