アトム

それは永遠のヒーロー。
憧れです・・ってのは前の日記に書いたのでよしましょう。
ヒーローの原点。
それは俺的にはアトムだと思います。
手塚先生は偉大だなぁと思うわけです。
俺は結構小さい頃から手塚先生の本に親しんできた方だと思います。
3歳になる頃には「火の鳥」読んでた記憶があります。
初版本だったのにばーちゃんに捨てられて親スパークしていたのも覚えてます。
今だったら結構な価値になってたのになぁ・・(美品だったのに・・)
まあそれはいいとして・・。
アトムですよ。
これは年齢問わず有名だと思います。
でも俺が読むまでには結構かかりました。
火の鳥が最初だったせいかどうもアトムには縁が遠かった。
家に無かったのが一番大きいのですが・・。
結構手塚先生の作品は読みました。
有名どころでは「鉄腕アトム」「火の鳥」「ブラックジャック」「ブッダ」「七色いんこ」「三つ目がとおる」「どろろ」まあ・・言い出したらきりが無いのでこんなもんでしょう。
マイナーなところ(失礼?)では「ザ・クレーター」「フィルムは生きている」「奇子(あやこ)」「紙の砦」「空気の底」「鉄の旋律」「ふしぎ旅行記」「メトロポリス」まあ・・読んだ中ではこんなもんですか。
やっぱり全部書くと長くなるのでこのへんで。
ちなみにこの日記「いんこのつぶやき」は「七色いんこ」から取ったものです。
読めば何でこの名前か分かると思います(笑)
んでアトムですよ。
今日のネタはそのなかの一つ「鉄腕アトム」ですよ。
親子揃ってマンガ好きだったので制限される事無く読むことが出来たのが幸せでしたね。
(でも親が宇宙戦艦ヤマトの初回ファンクラブ会員だったのには引きました)
マンガ読むとバカになるといいますが。やっぱり元が大事です。
読んでも頭が良いのは良いし。悪いのはダメでした(トホホ)

いよいよ7日にアトムが誕生します。
え?なんで?って思った人。原作を読んでください。
アトムが生まれた年の設定が今年。2003年の3月7日なのです。
手塚先生が思い描いた2003年はアトムやら色んなロボットがいる未来都市だったみたいです。
実際はASIMOとかアイボとかそんな感じです。
やっとロボット見えてきましたレベルですね。
それでもロボットの進化は目覚しいものだと思います。
アトムが最初に描かれたのが1951年です。(生まれてねえ・・)
その時はまだ主人公ではなかったんですけどね。
「アトム大使」がアトムが出た最初のマンガです。
それでアトムがウケたのでアトムを主人公にして描かれたのが「鉄腕アトム」(1952年)なのです。
(最初はアトム大陸という話にしようと思ったらしいのですがダメだと言われてロボットにしたと言う逸話も残ってます)
まあ・・誰でも知ってると思うのでこの辺にしておきましょう。
アトムは強くて優しくて。みんなが憧れるヒーローの一人ですが。
その過去は重く悲劇のヒーローでもあるのです。
思えばアトムのルーツとも言われている「メトロポリス」のミッチィ(映画版ではティマ)も悲劇の主人公でしたね。
あんな立派なアトムですが人間と同じように悩んだり色々しながら成長してゆくのです。
お母さんが居ないから欲しいと言ったり(作ってもらいましたが)
美しいと思う心が欲しいと言ったり(結局は美しいと思う心と同時に恐怖と言う感情もついてしまうので外しましたが)
人間になりたいと思うピノキオみたいな存在なんだと思います。
っとまあ・・んなのはどこでも言われてる事なわけで・・。
アニメも始まりますし。新しいアトムではどういう風になるのか楽しみです。
原作があまり崩されていない事を祈るしかないです。
でも歌が原作の歌ではなくなってるのが少し残念です。

書くのが長くなって申し訳ないですね。
ネタとしてはまたいつの日かもう少し学習してから書こうと思います。
アトム全巻制覇したら・・・・。


2003年04月04日(金)

いんこのつぶやき / 司

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