麻綴り
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2002年09月23日(月) |
写真館&サンシャイン60 |
もう! この日の分、やっと書き上げたのに、アップしようとしたらエラーで全部飛んじゃいました! もーいやッ。
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娘の受験の願書に貼る写真を撮りに行きました。 まずは、私の翻訳の仕事が終わってから、電話帳で調べた写真館に電話。 娘の前髪を切り揃えてやり、土曜日に買った服に着替えさせて、写真館へ。
隣駅の近くにあるその写真館は、大正時代から営業しているという、由緒正しい写真館です。ネットで調べたら、NHKの「なっちゃんの写真館」のモデルにもなった、などと書いてありました。物語のモデルじゃなくて、建物のモデルでしょうか。詳細は不明ですが。
ともかく、門構えからして、由緒正しそうな造り。古い建物のピカピカした急な階段を上っていくと、待合室とスタジオがありました。待合室のガラス戸棚の中には、古いカメラのコレクションの数々が……。
古めかしい雰囲気の中で、最新のデジタル証明写真を撮っていただきました。デジタルは、出来のいいショットを選べるからいいですね。娘は、私と違って、写真写りはいい方ですけど。
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午後は、池袋に遊びに行きました。9月いっぱい有効の、サンシャイン水族館の券をもらっていたので。本当は先週行くはずだったのですが、風邪で延期になり、今日出かけることになりました。
出がけに、ふと、「昔もらった招待券がなかったっけ」と思い立って探してみると……ありました。水族館と展望台の招待券が2枚ずつ。 この招待券、今を去ること●年前、私が高校を卒業して上京した頃に、誰かからもらったものなのでした。今更使えるのか、半信半疑でしたが、結果から言うと、立派に使えました! びっくりした……。おかげで、水族館は家族3人無料、展望台は250円払っただけで入場することができました。
体力の落ちている私に、人混みはつらかった。 休日だけあって、水族館はものすごい混みようでした。まぁ、覚悟はしていましたけど。 娘は、いろいろ興味を持って、ひとつひとつの水槽をじっくり見物していました。
展望台は……私は学生時代、その近所に住んでいたにもかかわらず、てっぺんまで上るのは初めてでした。 折しも夕暮れの時間帯で、空は曇りがちながら夕焼けの色に染まり、地上には灯がともりはじめていました。 あれが昔住んでいたあたり、あれが川口の高層マンション、あれが荒川……などと、わかるところを見つけては、娘に教えてやりました。
最後に、屋上のデッキにも出てみました。なにやらもの悲しいBGMがかかっているのを聴いて、娘が一言。「なんだか寂しくなってきちゃった……」 そして、「ふるさとを思い出す……」ですって。 これには思わず笑ってしまい、「ふるさとってどこ?」と訊いてみると、「前橋」だそうな。 確かに、娘は前橋で生まれて、生後1カ月は前橋に住んでましたけどね……。それで郷愁なんか感じちゃうの? 面白い。
帰りの電車では、娘はあっという間に寝てしまいました。楽しくてよかったね。
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