麻綴り
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2003年07月24日(木) 「叱られる」こと。

今日、娘と一緒に、久しぶりに「さわこの一日」のCDを聴きました。2歳児の「さわこちゃん」の一日が描かれた、英語の教材です。

私は、自分が英語に関わる仕事をしていながら、娘の英語教育はいい加減にしてしまって、たいした成果も上がっていません。赤ちゃんのときは、わりにインプットもできていたのですが、その後、かなりサボったのと、下手にプレッシャーをかけてしまったのとで、英語の「お勉強」を嫌がるようになってしまいました。英語教室にも行かせてませんしね……。
でも、最近は、英語の歌のCDを何度も聴いて自然に覚えたり、日常の英会話ごっこを楽しんだり、ようやく少し取り戻せてきたかなぁ、というところです。

といっても、今日の話題は、英語教育のことではありません。
その「さわこの一日」を聴いたとき、娘の発言に驚かされたので、そのことを書きます。

この教材は、3枚のCDで構成されているのですが、これのパート3をかけようとしたとき、娘が
「パート3が一番楽しいんだよね〜」と言いました。
「え、そうなの。なんで?」
「だって1回も叱られないんだもん」
「?」
「パート1は1回。パート2は3回。パート3は0回、叱られるんだよね〜」

ビックリしました。私は、さわこちゃんが何回叱られるかなんて、そもそも気にしたことすらなかったから。
叱られるといっても、2歳児のことですから、ご飯をグチャグチャにしたとか、お友だちとケンカをしたとか、その程度で、さほどきつく叱られているわけではないのです。物語の本筋とは、あまり関係ないし……。
しかし、娘がそんなに「叱られる」ことに敏感に反応しているとは! これはかなりの衝撃でした。
うーん。私は、そんなに娘を叱っているかなぁ。叱るつもりはなくても、あれこれ注意だの指示だのを与えすぎているかなぁ。それを娘は、「叱られた」ととっているのかなぁ。
うーん……。
反省です。

娘はいつも、私にいろいろ言われて、何とか期待に応えたい、叱られたくない、と思っているんだろうなぁ。
このところ特に、「えーー」とか「やだ!」とか言って反抗することが多いんだけど、本当は叱られたくなくて、気持ちが傷ついているのかも。

もっとおおらかな母親になって、叱るよりも、褒めて育てる子育てができるといいなぁ。


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