2011年07月02日(土) 寒冷蕁麻疹。 |
夜勤明け午前11:00。午睡しようとした刹那、御ハナの保育園から電話。プールからあがったあと全身に蕁麻疹が出たらしい。今日は今年初プールの日だった。保育園に迎えに行った時点で蕁麻疹はほぼ引いていたがまだ口の周りが赤く膨らんでいる。何のアレルギー反応か不明だがとりあえず迎えに行って皮膚科受診。夜勤明けで皮膚科行って今夜も夜勤。一日中病院にいるような気がするが愛する娘のため。 待ち時間が一時間ほどあるとのことで二人でミスドに行ってドーナツを食べながら御ハナの顔をぼんやり眺める。 急に蕁麻疹が出て保母さんが大騒ぎして迎えに行って家に戻って保険証の準備をして車に乗って病院の受付で待ち時間を告げられなぜかミスドに連れてこられてドーナツを食べるまでずっとパパの手を繋いでいた。当惑も逡巡もなくずっと父親の手を握り続けるその小さな手から、強くて温かな信頼が伝わってくる。 決して疑うことのない、純度の高い信頼。こんな素敵なものは父親にならなければ手に入らない。世の中に適応するには疑うことも大切なのだが、決してパパとママだけは疑わないでほしい。 診断名は寒冷蕁麻疹。冷たい水や風など、体温よりも低い物質に触れたことで発症する蕁麻疹らしい。いつか世の冷たさにアレルギー反応が出たとしても、その強くて温かく、純度の高い信頼を知った手は、決してキミを離したりはしない。 |
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