Spilt Pieces
2002年05月08日(水)  本日は
晴れた日というのは気持ちがいい。
頭の中で曇ったまま消えない些細なこともどうでもよいと思える。
しかしそれは、最初から曇っていなかったからではないかとも思える。
睡眠の足りない日のぼんやりとした頭には、晴天というのはいやに気持ちが悪くなる。


昨夜は無駄に睡眠を削っていた。
二日連続外食でカレーライスを食べた。
どうせお金を使うなら別のものを食べたいと考えていたものの、集団行動というのはそのあたり融通がきかない。


見知らぬ人と話すのはなかなか疲れる。
初対面の人とはできる限り話さないですむのがいいと、外交的ではない自分はしばしば思う。
「人見知りをする」と言っても、普段から多弁であるがゆえに少しも信じてもらえない。
それもそうかもしれない。
初対面の人ばかりいて緊張しているとき、寡黙であるどころか誰よりも話すのだ。


緊張というのは不思議なもので、それがプラスに働くかマイナスに働くかはともかくとして、とにかく普段の自分とは別の自分が顔を出すのは間違いないと思う。
例えば私の場合、周囲の人々がお酒を飲んでいる、自分だけがシラフ、そんなときに無理してテンションを上げていつの間にか自分が一番騒いでいた、そんな感じになることが多い。
楽しそうだと言われるが、本当はむしろ疲れてしまっている。
なかなかに、困る。


昨夜はそんなこんなで大騒ぎをしていた。
そして眠りにつこうとしたときにやっと、次の日の予定と照らし合わせ、どうやっても睡眠時間を確保できないことに気がついた。


楽しかったといえば楽しかった。
それは否定しない。
ただ、本日は晴れ。
少し曇り空ではあるけれど、昨日の憂鬱な雨のことを思えばとても爽やかな晴れにも見える。


晴れた日は何となく明るい気分になる。
何をしようかと考えて、とても楽しくなる。
今日のような、瞼の重たい日を除いては。
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