Spilt Pieces
2002年07月14日(日)  日記
私はマスコミに就職を希望している。
先日、知り合いに「記者になりたいなら毎日日記を書いてみてはどうか」と言われた。
私は「書いているのだが客観的にはなっていない」と答えた。
ためしにその日の出来事を書いてみてはどうかと言われたので、今日は感情というより出来事を書いてみようかと思う。
自分、何とも安易。


今日は起きたらちょうど正午くらいだった。
昨日映画のエキストラに行って疲れたので起きられなかった。
今日は日曜だしバイトもないので、いくらでも朝寝坊していい日だった。


起きてからコンタクトを入れる気がしなかったので、ぼーっとしたまましばらくだらけていた。
母が「ピザ食べる?」というので頷くと、ピザの素のようなものに色々と材料を混ぜて生地を作り、その上に家の庭でとれた野菜をたくさん入れて、オリジナルピザを作ってくれた。


昼食後、暑さを何とかしようと言ってなぜだか家族でホワイトアウトを見た。
失敗。
涼しくなるどころか、はらはらして逆に暑くなった。
昨日エキストラに行ってほんの数十秒のシーンに一日かかっているところを実際に見たためか、ああいうシーンはどうやって撮っているのだろうなど、余計なことばかり気にかかってあまり集中できなかった。
ともあれ、おもしろかった。


夕方になって、汗を流そうとシャワーを浴びてから友人の家に行った。
サークルの後輩に最近彼氏ができたというので、話を聞き出す…もとい、祝福をしようという目的の飲み会だった。
女四人でまったりと飲んでいたので、お酒の回りも心地よく、日々の様々なことなどを話したりしていた。
近所で同じサークルの男子が同じく飲み会をやっているというので少し遊びに行ったのだが、彼らの酔い方は尋常ではなく、その場にいて面倒を見ていた後輩がすがるような顔をして私たちに愚痴をこぼし始めた。
「今は落ち着きましたが、本気で救急車を呼ぼうかと思ったんですよ」彼は疲れた顔でそう言った。
しばらく外で話を聞いた後、自分たちのいた部屋に戻り、また少し話しながらいつの間にか眠ってしまっていた。


今朝実家に帰るという友達がいたので、朝の六時頃にバスターミナルまで送っていって、それから帰途についた。
家にはチェーンがかかっていたので電話をかけたのだが、母が「こんなに早く帰ってくるとは思わなかった」と驚いた。
事前に泊まってくるからと言っておいたのだ。
寝直そうと、早々にベッドに潜り込んだ。


ふと目が覚めると午後二時。
何ともだらけた生活を送ってしまった。
こんな日があってもいいかもしれないと思う一方で、こうやって文章にしてみると自分の駄目っぷりが際立つので、明日はもうこういう日記の書き方はやめようかと強く思った。
自分だけでも騙していたいというのがあるからなのかもしれない。
やれやれ。
Will / Menu / Past : Home / Mail