Spilt Pieces
2002年07月18日(木)  なんだか
なんだかいらいらしている。
私は一体最近何をやっているのだろうか。
口ばかりがよく回り、肝心なことが見えていない。


自分が将来何をしたいのか、決めたつもりだった。
活動的な人間になりたいと思って色々なことに手を出した。
どれも中途半端で、今このまま安穏と時間を浪費するだけの日々を過ごしていたら自分が腐るような気がする。
だからといって今何かを始める勇気もない。
今自分を問い直すことは、道を失うことでもある。
怖い。
問い直す勇気などない。


大学を卒業して、私は一体何をするつもりなのか。
自由奔放に生きたい。
たくさんの人と出会いたい。
だがそれは同時に自分の悲しさ、小ささを思い知ることでもある。


輝いている多くの人を見る。
将来について悩んでいる人を見る。
もうずいぶん前に進路を決めてしまった私は、悩むことすらしなくなっている。
今問い直すことは怖い。
今悩んでいる人たちよりもずっと後ろのスタートラインにまで押し戻されてしまいそうだから。
だがきっと、長い人生において問い直すのだとしたら今がいい。
まだ社会に出ていない、しがらみの少ない、今がいい。
なのに。


私は本当は何をしたいのか。
望む未来は何なのか。
鮮やかな未来を描けないのは当たり前だと思ったいた。
だが今の私には、ぼんやりとした未来すら描けない。


全てを白紙に戻すのには勇気がいる。
そして、できないと言っているからできないことも多いのだということも分かっているつもりだ。
何かを始めるのに年齢は関係ない。
ならば今でも一向に構わないはずなのに。
どうしてこの若さがありながら、私は足をとらわれて動けない。


友達がいるのは幸せなことだ。
最近毎日のように誰かに誘いを受ける。
だが、楽しいと言いながら、楽しそうだと言われながら、ごめん、それでも私は、自分が何だか無駄な時間の浪費をしているように思えてならない。
時間を使うべきところはきっともっと多くある。
今という時代が大切で、遊んでも構わないのだと人は言う。
私もある程度はそうだと思う。
だけど私はずっと、肝心な何かを後回しにしている気がする。
答えが出ているフリをずっと続けているだけなのだろうか。
系統立てた未来も日々も、今の私には組み立てられない。
漠然とした不安が胸から消えてくれない。
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