にっき日和
おしながき前よむ次よむ


2002年07月20日(土) 昼下がりのあんみつ屋さん

ふと、あんみつ屋さんへ行こうと思い立ちました。


お気に入りのお店があるのです。

わたしはここの抹茶みつ豆が、

大好物だったりするのです。


最近、郊外の住宅街へ引っ越しましたが、

以前はデパートの中に入っていて、

買い物帰りにしばしば立ち寄ったものでした。

わたしが学生の頃は、繁華街の裏道に店舗を構えていて、

学校帰りに道草をするには、絶好の隠れ家だったのです。



昼下がりにぴょん母を誘い、地図を頼りに出かけました。

そのお店は、小さいながらなかなか繁盛しているようです。

和風喫茶という店柄、年配の主婦が多いようです。


しかし・・・・

店内へ入ったとたん、けたたましい話し声に閉口しました。

40代とおぼしき主婦グループが、ミーティングの最中だったのです。

どうやら旅行の相談をしているようです。

「アヒルのケンカみたいだね」

あまりの騒々しさに、ぴょん母が顔をしかめます。

隣のテーブルのお客さんが、苦笑いをしながら席を立ちました。

わたしもできれば、注文せずに帰りたかったのですが、

まぁそのうち出て行くだろうと、気を取り直しました。


しかし、わたしの読みはみごとに外れたのです。

彼女達はまったく帰るそぶりもみせず、

水の入ったコップを前に延々と話し続けます。

ぴょん母は、頭痛がしてくると訴えます。

こうなると、みつ豆どころじゃありません。

思い余って、店員を呼んで注意してもらいました。

それからは、前より幾分静かになったのですが、

まったく呆れてしまいます。 (; ̄- ̄)

しつけの悪いお子ちゃまたちじゃあるまいし・・・・


きっと本人達は、楽しい旅行の相談で、

大いに盛り上がっていたのでしょう。

周りの迷惑など、みじんも考えていないのだと思います。

”他人のフリ見て我がフリ直せ”

そんな諺がありますが、まったくそのとおり!

思わずふだんの自分の行動を再点検してしまったのです。


わたしもそろそろ・・・いや、とっくに、

オバサンと呼ばれる年代に突入しています。

しかし、

周りから冷笑を浴びせられても気がつかない・・・・

そんなオバサンにはなりたくないなぁ。


みつ豆は・・・・

また日を改めて、今度こそゆっくりと味わいたいと思います。


ぴょん

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