にっき日和
おしながき|前よむ|次よむ
・・・・って、
なんだか子供の作文のようなタイトルですけど(笑)
職場の同僚で、同じような思い出を持った人がいて、
うれしくなってしまったのです。
思わず思い出話に盛り上がってしまいました。
小学生の頃、
夏休みには毎年、東京からいとこ達が遊びにきました。
彼らは2週間ほど、お泊りしていくのです。
我が家では、同じような年頃の子供が2倍に増えて、
そりゃあもう賑やかな毎日でした。
なかでも、私達が楽しみにしていたのは“川遊び”です。
ぴょん父が夏休みに入ると、
毎日のように私達を連れて行ってくれたのです。
川遊びに限らず、うちの父は、
まめに、私達子供の遊び相手になってくれていました。
今考えると、
たまの連休なのに、父もたいへんだったなぁと思いますが(笑)
そのへんは今でも感謝しているのです。
清流ではいろんな遊びをいたしました。
泳いだり、ゴムボートを浮かべたり。
また、川原でいただくお昼ごはんも格別なのです。
バーベキューやカレーは定番ですよね。
おやつは、川の水で冷やしたスイカを食べました。
ときには危険な遊びにも挑戦します。
大岩から飛び込んだり、3メートルの水底に潜水したり。
ときには傷を作ることもありましたが、
そんなものまったく気にしませんでした。
朝から夕方まで、くたくたになるまで遊んで、
体中、真っ黒に日焼けしていました。
夏休みといえば、虫捕りもしました。
カブトムシを捕りに行くのです。
カブトムシがいる場所は友達にも秘密です。
夕方、桃の木に蜜を塗って仕掛けておくのです。
次の日の朝、まだ暗いうちに起きて、
眠い目をこすりながら、自転車で秘密の場所に急ぎます。
すると、秘密だったはずなのに、
すでに近所の子供達に先を越されて、
口惜しい思いをしたこともありましたっけ。
あの頃はまだ、
デパートで虫を買う子供は、少なかったように思います。
永遠に続けばいいと思っていました。
毎日が楽しい、夏休み。
子供の頃の夏って、どうしてあんなに輝いていたのでしょう。
あの、きらきらした毎日を、
わたしは、いつのまにか失っていました。
誰かが言っていました。
大人になるということは、
心の中の宝石を、ひとつずつ失っていくことだ・・・・と。
大人になるって寂しいことなのでしょうか。
けれどまた、
大人ならではの“人生の愉しみ”も、存在すると思っていますが。
時代と共に、子供も遊びも移り変わって行きます。
夏休み真っ最中。
いまどきのお子ちゃまたちは、
どんなふうに過ごしてるのでしょう。
うちには子供がいないので、詳しい事情は知り得ませんけど、
ぜひとも、楽しい夏休みを送ってほしいものです。
だって、
子供時代のゆたかな思い出は、
一生の宝物になるはずですから。
ぴょん
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