にっき日和
おしながき|前よむ|次よむ
ちょっとイイ本をみつけてしまいました。
以前から新聞の書評を読んで、気になっていたのです。
「あらしのよるに」作・木村祐一 絵・あべ弘士
これから読む人もいると思うので、多くは語りませんけど、
少しだけ内容を紹介すると・・・
ある嵐の夜、オオカミのガブと、ヤギのメイがともだちになります。
オオカミにとって、ヤギは大のごちそうです。
二匹の友情はどうなっていくのでしょうか?
・・・・と、まぁこんなお話です。
ジャンルは、大人向けの絵本ってとこでしょうか。
のんびり、たんたんとした語り口なのに、
スリリングにお話が展開されるのです。
そしてラストでは、
不覚にも思わずナミダが落ちそうになってしまいました。
・・・・・立ち読みなのに(爆)
疑ったり憎んだりって、案外容易いことだと思うけど、
心から相手を好きになるって、
とっても難しいことだと思うのです。
ガブやメイのように、
ピュアな心で人(獣?)を信じることができたら、
幸せなことだと思います。
この物語は、第一話の「あらしのよるに」から、
第五話の「ふぶきのあした」まで、シリーズになっていますが、
ぜひとも、全巻通して読んで欲しいものです。
絵本なので、立ち読みでもオッケーです。(買えってか)
わたしはふだん、図書館を利用しています。
いまどきの図書館って、
ネットで予約検索ができるので、とっても便利なのです。
本が届くと、メールでお知らせもしてくれます。
話題の新刊本は、順番待ちがスゴイのが難ですけど、
貧乏人には、うってつけの娯楽だわ〜って思います。
以下、ここ最近のお気に入り本。
「この闇と光」服部まゆみ
「世界の終わりという名の雑貨店」嶽本野ばら
「すいかのにおい」江国香織
なんかおもしろい本がないかなぁって、
いつもきょろきょろしています。
涼しい部屋で、好きな本を読む・・・・
これこそ、”正しい夏の過ごし方”だと思っています。
ぴょん
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