にっき日和
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夕方ひとりでお留守番をしていると、
我が家に来客がありました。
手に袋いっぱいの野菜を抱えています。
「うちで採れたんだけど、みんなで食べてね」
ありがとうございますとお礼を言いながら、わたしは考えました。
はて?だれだったっけ?? ??( ̄- ̄?)
自転車で来ているところを見ると、近所の人のようです。
なんとなく顔に見覚えがあるけど、どうしても思い出せません。
「お母さんによろしく言っておいてね。わたし・・・・わかるよね?」
「はい」
と、思わずお返事してしまったわたし。。。
ほどなく母が帰宅して、台所の野菜をみつけました。
誰にもらったのか尋ねられたけど、
自転車で来た太ったおばさんとしか答えられません。
「こどもの留守番じゃないんだよ!御礼を言わなきゃならないのに」
ごもっともです・・・・・・( ̄▼ ̄;)
さんざん母にどやされてしまいました。
ちょっと前に、携帯のCMでこんなものがあったっけ。
久しぶりに会う同級生が、親しげに声をかけてきます。
むこうは自分を知っているのに、自分は相手を思い出せない・・・・
このシチュエーションって、わたしには他人事ではないのです。
実はわたしって、人の顔を覚えるのがとっても苦手なの。
いままで勤めていたどの職場も、来客が少なかったけど、
たまにふらりとやってくるお客さんには戸惑ってしまいました。
なかには当然のような顔をして名乗らない人もいるので、
たいへん困るのです。
名刺の裏に、こっそり似顔絵を描いてみたこともありました。
(↑いちおう努力はしている)
その点、写真が印刷された名刺はとても助かります。
ついでに全員、名札をつけてもらいたいくらいです。
「どちらさまでしたっけ?」って聞きにくいんですよね。
初対面ならともかく、何度も会っているはずの相手だと、
ついつい知ったかぶりをしてしまうんです。
だっていまさら聞くのも失礼な気がするでしょ?
わたしのような人は、きっと客商売には不向きだろうと思います。
聞くところによると、韓国人は姓の数が非常に少ないそうです。
それって、同姓同名がゴロゴロしてるってことなのでしょうか??
あっちのキムさん、こっちのキムさん・・・・・
(T.T )( T.T) オロオロ
もしも・・・・
とってもひさしぶりに、あなたにお会いしたとします。
そのときなぜか、わたしが無口だったら、
無口なわたしを訝しく感じたら・・・・
きっとわたしは、
あ な た を 知 ら な い の で す 。
そんなときは、どうぞ速やかに名前を名乗ってください。
わたしは、途方に暮れています。 ( ̄∀ ̄;)汗
ぴょん
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