にっき日和
おしながき前よむ次よむ


2005年04月02日(土) お騒がせな芋

珍しいコトをしてしまいました。。。

手作りのおやつを、職場に持っていったのです。



さつま芋を油で揚げて、

お砂糖をまぶしただけのシンプルなお菓子です。

我が家では”芋かり”と呼んでいるのですが、

子供の頃、ぴょん母に作ってもらった懐かしいおやつなのです。

揚げたてのアツアツを、

弟や近所の友達とワイワイ食べた思い出があります。



お昼休み、さっそく職場のみんなにおすそわけをいたしました。

日ごろ「料理なんかしないもーん」などと、

堂々言い切っていたわたしですから、

周囲は、あきらかに戸惑っている様子でした。

「うん、おいしいよ」評判は上々・・・・・と、思いきや、

言葉ほど手が出ない様子。。。

アラアラ、やっぱり美味しくなかったのかしら??? ( ̄ェ ̄;)

見ると、冷めて、すっかり砂糖が固まっております。

わたしにとっては、懐かしい味なんだけど、

頂き物の高級菓子を食べ慣れている、

みんなの口には合わなかったのかもしれません。

わたしは、内心さみしい気分で、

大量に余った芋かりを冷蔵庫に入れました。

「あんまり食べてもらえなかったの・・・・」

落胆したわたしは、職場の男の子に、

ついついポツリと洩らしてしまいました。



考えてみると、

手作りって結構ありがた迷惑なシロモノなんですよね。

たとえ不味くても、目の前で捨てるわけにはいかないし、

心にもないお世辞を言ったりして・・・・

お料理が得意ならまだしも、わたしのような人は、

思いつきで、おすそわけなどするべきではなかったのです。

たまには家庭的なところを見せて、

ポイント上げておこうかな・・・・なんて、

まったく逆効果になってしまいました。

ほんとわたしって、あさはか。。。



夕方、余った芋カリを持ち帰ろうと冷蔵庫を開けました。

すると、タッパーに大量に余っていたはずの中身がほとんど減っています。

「俺、いっぱい食べちゃったよ」

「うん、美味しかった」

・・・・・・そう、職場のみんなが、無理に食べてくれたんだと思います。



みんな、ありがとうね。。。。 (T∇T) ウウウ

余計な気を遣わせちゃってゴメンナサイ。

こんどはちゃんと、

お料理の腕を磨いてからにします・・・・・・
















ぴょん

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