にっき日和
おしながき前よむ次よむ


2005年08月08日(月) 座席の権利


わたし・・・・電車の席って、なるべく座りたい人なのです。

絶対、とは言いません、そう・・・・なるべくなら。



今日は朝から、少し遠出をしてまいりました。

電車で一時間余りの道のりでしたが、

ずっと立っているのはつらいかなと思いましたので、

乗り換えに余裕を持たせるため、

行きも帰りも早めにホームに入ることにいたしました。

夏休み期間中ですもの、ホームには、子連れファミリーや、

リュックを背負ったおばちゃんグループが群れをなしております。

あの人たちから座席争奪戦に勝利するのは、容易なことではありません。



で、帰りの電車でのことです。

やれやれと、なんとか座席を確保したわたしでしたが、

ふと、すぐ脇の通路に立つ女性に気が付いたのです。

わたしの視線の真正面には、ぽっこり突き出たお腹が。。。。。

(妊婦さん??)

これはさすがに席を譲った方がよいなと思い、

腰を浮かしかけました・・・・・が。

なにげなく車窓に写った彼女の顔を見て、ハタと思い留まりました。

だって、妊婦にしては、ちょっとふけて見えたんですよね。

若く見積もってもわたしと同年代、もしくはそれ以上・・・・・

そりゃ、いまどき40代の高齢出産だって珍しくはないですけども。

しかしよく見ると、服装もなんだか妊婦らしくないんです。

ピタピタTシャツに、ジーンズ・・・・って、妊婦が着ます?ふつう。

それとも、いまどきの妊婦は着るのかなぁ???

ウーンわからない。。。。。 (ー∇ー;)

お腹もそれほど大きいわけではないし、もしやただの小太りだったりして。

でも、それだったら、下手に席を譲ったら、ものすご〜く失礼ですよね?!

最近の妊婦さんって、あまりお腹が大きくならない人が多いし、

人目でそれとわかるマタニティを着ないから、とっても紛らわしいんです。




何を隠そう、実はわたし、過去に妊婦に間違えられたことがあり、

ものすごく恥ずかしい思いをしたことがあったのです。

そのころは今よりちょっと太っていたし、

ジャンスカなんか着ていたのも原因だったと思います。

ご親切に譲ってくださった方に恥をかかせてはいけないと、

その場は、妊婦のフリを通しましたけども。。。。 




・・・・・・で、結局、前述の女性にはどうしたのかって?

ハイ、たぬき寝入りを通しましたー  (; ̄ー ̄A アセアセ




席を譲る譲らないって、タイミングが難しいと思います。

たとえば、元気なお年よりに譲るべきか?とか、

小さなお子ちゃまはどうなのよ?とか・・・・・

(わたしは子供には譲りませんけど。子供こそ立つべきだと思うので)

周りには、若い女の子や体力のありそうな男性が何人もいるのに、

彼らは澄ました顔で座り続けております。

なんだか自分だけが、そわそわ落ち着かなくて、

馬鹿みたいだなぁと思えてしまうのです。




それに比べ、わたしの友人たちは、

ごちゃごちゃ考えることなく、いつもスマートに席を譲ります。

彼女たちは、当たり前のことが当たり前に、

さりげなく実行できるのです。

わたしもかくありたいと思うのですが、

それがなかなか・・・・・ね。  (⌒_⌒;)

きっと社会人として修行が足りないんだな・・・・・なんて、

反省するわたしでありました。









ぴょん

My追加