にっき日和
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わたし・・・・電車の席って、なるべく座りたい人なのです。
絶対、とは言いません、そう・・・・なるべくなら。
今日は朝から、少し遠出をしてまいりました。
電車で一時間余りの道のりでしたが、
ずっと立っているのはつらいかなと思いましたので、
乗り換えに余裕を持たせるため、
行きも帰りも早めにホームに入ることにいたしました。
夏休み期間中ですもの、ホームには、子連れファミリーや、
リュックを背負ったおばちゃんグループが群れをなしております。
あの人たちから座席争奪戦に勝利するのは、容易なことではありません。
で、帰りの電車でのことです。
やれやれと、なんとか座席を確保したわたしでしたが、
ふと、すぐ脇の通路に立つ女性に気が付いたのです。
わたしの視線の真正面には、ぽっこり突き出たお腹が。。。。。
(妊婦さん??)
これはさすがに席を譲った方がよいなと思い、
腰を浮かしかけました・・・・・が。
なにげなく車窓に写った彼女の顔を見て、ハタと思い留まりました。
だって、妊婦にしては、ちょっとふけて見えたんですよね。
若く見積もってもわたしと同年代、もしくはそれ以上・・・・・
そりゃ、いまどき40代の高齢出産だって珍しくはないですけども。
しかしよく見ると、服装もなんだか妊婦らしくないんです。
ピタピタTシャツに、ジーンズ・・・・って、妊婦が着ます?ふつう。
それとも、いまどきの妊婦は着るのかなぁ???
ウーンわからない。。。。。 (ー∇ー;)
お腹もそれほど大きいわけではないし、もしやただの小太りだったりして。
でも、それだったら、下手に席を譲ったら、ものすご〜く失礼ですよね?!
最近の妊婦さんって、あまりお腹が大きくならない人が多いし、
人目でそれとわかるマタニティを着ないから、とっても紛らわしいんです。
何を隠そう、実はわたし、過去に妊婦に間違えられたことがあり、
ものすごく恥ずかしい思いをしたことがあったのです。
そのころは今よりちょっと太っていたし、
ジャンスカなんか着ていたのも原因だったと思います。
ご親切に譲ってくださった方に恥をかかせてはいけないと、
その場は、妊婦のフリを通しましたけども。。。。
・・・・・・で、結局、前述の女性にはどうしたのかって?
ハイ、たぬき寝入りを通しましたー (; ̄ー ̄A アセアセ
席を譲る譲らないって、タイミングが難しいと思います。
たとえば、元気なお年よりに譲るべきか?とか、
小さなお子ちゃまはどうなのよ?とか・・・・・
(わたしは子供には譲りませんけど。子供こそ立つべきだと思うので)
周りには、若い女の子や体力のありそうな男性が何人もいるのに、
彼らは澄ました顔で座り続けております。
なんだか自分だけが、そわそわ落ち着かなくて、
馬鹿みたいだなぁと思えてしまうのです。
それに比べ、わたしの友人たちは、
ごちゃごちゃ考えることなく、いつもスマートに席を譲ります。
彼女たちは、当たり前のことが当たり前に、
さりげなく実行できるのです。
わたしもかくありたいと思うのですが、
それがなかなか・・・・・ね。 (⌒_⌒;)
きっと社会人として修行が足りないんだな・・・・・なんて、
反省するわたしでありました。
ぴょん
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