にっき日和
おしながき前よむ次よむ


2006年03月10日(金) またもや美しき戦い 


金、逃してしまいましたね・・・・・

浅田真央ちゃん、世界Jrグランプリの結果です。

それも同じ15歳、韓国のキム・ユナに。

さぞかし悔しいことでしょう、無敵を誇っていた天才少女ですもん。

韓国でも、きっと大きなニュースになったことと思います。



ついこの間まで、静香だコーエンだスルツカヤだのと、

ハラハラわくわく、テレビにかじりついていたわたしたちですが、

世代交代は確実に進んでいるのだと感じました。

トリノが終わったその瞬間から、

すでに次のメダル争いは始まっていたのですね。

15歳っていえば、まだ中学生なのに・・・・・・

すごいなぁ。

世界を相手に戦っているんだなぁ、彼女たちは。

それぞれの国の威信を背負って。



花の命は短くて・・・・

静香ちゃんをはじめ、20代後半にさしかかれば、

現役を引退してゆくフィギュアの選手たち。

遊びたい盛りの10〜20代前半を、

銀盤に捧げてしまうのです。

勝てば栄光が待っているけど、負けてしまえばただの人。

それでもひたすら、夢を追い血のにじむ努力を続けているんでしょうね。

真央ちゃんは15歳だから、あと十年・・・・・・

その姿は美しいけれど、切ないような、痛々しいような。



鬱なニュースが続く昨今において、

真央ちゃんの活躍は、まさに胸をすく思いでした。

日本の未来も、まだ捨てたものじゃないな・・・・なんて。

きっと世のオジサン、オバサンたちは、わたしと同じ思いで、

彼女を見守っているのだと思います。



でもね。

わたしは彼女を見ていると、

なんだかハラハラしてしまうのです。

天才少女だ金メダル候補だと、散々騒がれているけれど、

いつかポッキリ折れ曲がってしまう気がして。

いえね、取り越し苦労ならよいのですけど。

わたしは今回、真央ちゃんが金を逃して、

かえってよかったんじゃないかと思っているのです。

ライバルが現れて、挫折を味わって・・・・・

若ければ若いほど良いのです、そうした経験は。

人間ってそうやって、真に強くなれるのだと思うから。

彼女には、まだまだ時間があるのだものね。




新たなる女の戦い、またもや幕が開いたようです。

o(*▼▼*)o ワクワク・・・

ああ、フィギュアスケートっておもしろい。。。。。

がんばれ、ニッポン!!












ぴょん

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