にっき日和
おしながき前よむ次よむ


2006年03月27日(月) レクイエム


さきほど、両親が叔母のお通夜から帰ってきました。

お通夜の様子を聞いていると、話のあちらこちらに、

懐かしい名前が出てまいります。



とりわけ懐かしかったのは、従妹のJちゃん。

亡くなった叔母の長女にあたりますが、

齢が近いせいもあって、

子供のころは、よく一緒に遊んだものでした。

夏休みの恒例は川遊びに盆踊り、

お正月休みには、我が家に泊まっていったこともありましたっけ。



明るくて賑やかな、うちの母と比べ、

叔母はいつも物静かな女性でした。

「J子は、ぴょんちゃんに会えるのをすごく楽しみにしていたんだよ」

そんなふうに笑っていた叔母の顔が、

ついこのあいだのように目に浮かびます。



そのJちゃんも東京の大学に進学したのち、

そのまま向こうで結婚し、かれこれ20年以上もご無沙汰しております。

そして叔母と最後に会ったのも、やはり20年以上も前になります。



Jちゃんと過ごした子供時代の思い出・・・・・・

わたしたちを見守ってくれた叔母は、もういないのです。

昨日は突然の訃報に、ただただ驚いておりましたが。

どうやら・・・・・・・

今になって、寂しさがひたひたと押し寄せてきたようです。



明日は叔母の葬儀です。

あっけなく逝ってしまった彼女の人生は、

はたして幸せだったのでしょうか。

どうか幸せな一生であったようにと、願わずにいられません。













ぴょん

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