つれづれ
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実は、遺体がまだお骨になっていない状態で行われる告別式に出るのは 初めてでした。うーん、今回はなんだか初めてづくし。
しつこいようですが、神式だし。祝詞って祝いの言葉って意味なんじゃ ないかと思うのですけど、お葬式でも祝詞、なんですよねぇ。なんだか 不思議。あと、お葬式に送る花輪。あれって、棺の中に入れる手向けの 花なのですね。。
告別式の後は斎場へ。 ここで荼毘に付すわけですが、人って焼けるのに2時間もかかるんですねぇ。 後で聞いたところによりますと、斎場の窯の性能によってかかる時間は いろいろのようです。15分ほどで焼けてしまうところもあるのだとか。
骨ばかりになるまで焼いた後、文字通りに骨を拾います。 竹なのかな?材質はよく分かりませんが、菜箸みたいに長い箸で。 年輩のご婦人にはよくあることとなのだそうですが、ほとんどの骨は ぼろぼろ。下手につかむと崩れます。 絶対骨粗鬆症だったに違いない。。
焼けた骨を骨壺に納めたところで、あぁ、おばあちゃんは居なくなったんだな、 と腑に落ちたような気がします。 葬送の行事というのは、残された人が残されたことを受け入れるための 行事なのですね。
ましろ
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