つれづれ
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2002年08月18日(日) 告別式とそのあと

実は、遺体がまだお骨になっていない状態で行われる告別式に出るのは
初めてでした。うーん、今回はなんだか初めてづくし。

しつこいようですが、神式だし。祝詞って祝いの言葉って意味なんじゃ
ないかと思うのですけど、お葬式でも祝詞、なんですよねぇ。なんだか
不思議。あと、お葬式に送る花輪。あれって、棺の中に入れる手向けの
花なのですね。。

告別式の後は斎場へ。
ここで荼毘に付すわけですが、人って焼けるのに2時間もかかるんですねぇ。
後で聞いたところによりますと、斎場の窯の性能によってかかる時間は
いろいろのようです。15分ほどで焼けてしまうところもあるのだとか。


骨ばかりになるまで焼いた後、文字通りに骨を拾います。
竹なのかな?材質はよく分かりませんが、菜箸みたいに長い箸で。
年輩のご婦人にはよくあることとなのだそうですが、ほとんどの骨は
ぼろぼろ。下手につかむと崩れます。
絶対骨粗鬆症だったに違いない。。


焼けた骨を骨壺に納めたところで、あぁ、おばあちゃんは居なくなったんだな、
と腑に落ちたような気がします。
葬送の行事というのは、残された人が残されたことを受け入れるための
行事なのですね。


ましろ