2002年05月26日(日) |
_/_/_/ 転機 _/_/_/ |
受験を経て高校に入学した時が正に私の転機でした。物事を考察する量はおそらく当時の自分のほうがはるかに上回っていたはずで、いわゆる「多感な時期」を迎えたのがその時だったのかもしれません。その多感さが恋愛方面に向わなかったあたりが私の精神的未熟を端的に示しているように思います。「恋愛」を経験してないからといってそれが「未熟」だとは思わなかったし、興味がないという理由でもって異性を遠ざける理由にしていた感覚はありました。ようは望まない相手との人間関係が、男女を問わず、「面倒だ」と思うようになっていったのです。しかも妥協点はきわめて高い。まあ「ただ子供だった」といえばそれまでで、自分でもそう思っています。「大人気ない」から子供なわけでして、問題があったとすれば、それが私の場合ハタチを過ぎても相変わらず継続してしまったところでしょう。
まあ、そのおかげで数は少ないながらも「友人」と思える仲間にめぐり合えたし、何よりこの友人達のおかげで、私は今の彼女さんに出会うことになりました。自分を含めた人間そのものを疑いはじめた自分、そして殻に閉じこもった青春(笑)、それでも離すことが出来なかった「縁」についてこれからお話することになります。
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