高校1年の頃はこれといった話は特に無いんです。というより憶えてないだけか?
先日お話したとおり、中学の頃まではよく仲間と夜空を眺める天文少年だった私。高校進学で中学の仲間たちとも疎遠になり興味も薄らいではいたのですが、当時購読していた「スカイウォッチャー」という月刊誌は高校に入ってからも毎月読んでいました。 どういった内容かは記憶に無いのですが、高1の夏ごろに投稿した葉書が秋口の紙上に載ってしまいました。想像するに、“人間により追い詰められたこの地球環境をどうにかするには?”といった感じの問題提起だったと思われます。というのも今、手元に1枚の葉書がありまして、消印は「昭和63年 10月12日」となっているこの葉書が当時の私を振り返る材料になっています。
その葉書の差出人は同じ町内に住む同い年の女の子でした。私の投稿を読んで私に葉書をくれたのです。
その葉書をもらった時、刹那に複雑な気持ちになってしまいました。彼女の文面は非常に真面目なものでしたが、その行間には同性に寄せるであろう連帯感が漂っており、まるで警戒感なく書かれたものでした。実際のところ、女性のような音を持つ名前ももちろんのことながら、私の書く書簡はどうもタッチが女性っぽいらしい。
正直なところ、うれしい気持ちになりました。同じように色々考えている同世代が存在する事実を提示してもらったことに、非常に満足でした。葉書をもらったお礼に手紙を書きましたが、まさかその後2年余りも続く文通になるとは思いませんでしたし、そんな期待もありませんでした。
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