2002年06月08日(土) |
「君に会えてよかったよ」 |
嶋さんの手紙は不思議と「処分しよう」という発想は起こりませんでした。彼女は私にとって初めて得た異性の友人でした。この先、これが淡い恋へと変化していくのですが、それはまた先にふれる事にします。
彼女の手紙を読み返していて気付いたのですが、全体的に私は自分本位で人様の気持ちを察することに疎かった。考え方が画一で偏見もあった。そんな私に新風を運ぶのが彼女だった(と、こう書くと絵になるか/笑)。
「人生に失敗も成功もないと思うよ」
彼女自身が目の前で語ったかのように印象深かった、彼女のその筆跡が懐かしい。
文通が本格化するのは高2の夏ごろから。それまで彼女の存在は「知り合い」という程度のものでしたので、恋の行方と併せてその時お話します。
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