あお日記

2002年06月24日(月) 練習

 わがクラスの出し物は「白雪姫」。今思い出しましたがそういえばヒロインは「スー」さんでした。ランさんは小人役の一人。

 練習は放課後なんですが、劇中の私の役は女王様に向って
「はっ!かしこまりました〜」とうやうやしく会釈をする
それしかないんです(笑)。まっ所詮「狩人B」ですから。なので練習といっても私のすることなど何も無いに等しい。

 練習の時もまあいつも通り自分の場所を決めて、クラスの中の様子を見渡すくらいしかしていなかったのですが、役者の集まりはほとんど女子だったので必然と近くの視界に黄色い声が横切ることになる。この時期はホント、クラスの色々な女子が私に話し掛けてくれました。
 自分がどう受け応えしていたかは未だにナゾだ。ただ日に日にその状況に押されて、逃げるように隣のクラスのNやタケダ君のところに行ってしまいました。「不愉快」という気持ちは全く無かったし、普通に女子と話をする、そんな当たり前のことがむしろ新鮮な心持だったことは確かだ。「ランさんだから苦手」という訳ではなく、同じ年頃の異性だからダメだったのだろう。まっ今思えばこのお坊ちゃん、意識しすぎなんですけどね〜。

 どうも私が女性っぽいからなのか、女子はホント友人に話し掛けるようでした。小学生の頃自分の容姿や名前でいじめられた経験があるので、「中性的」と言われるのは構わないが「女性的」という言葉には抵抗があるようでした。「なんで普通に話し掛けてくるんだ? こいつらは」って悩みました。やっぱ女っぽいのかなあって(笑)。女役とか言わないように!! シャレにならん。

 「恋」の興味を失っていたとは思いませんが、そういった不特定多数の中にそれを見出せるほど積極的ではなかったし、そんな観察力もなかった。そして自分自身、そういった中に自分の気持ちを満たせるものがあるとは思ってもいなかった。





↑エンピツ投票ボタン




 狙っていたわけではないんですが、どうもこのスタイルが自分にとって一番楽だというのは本当です。それでも数多の淘汰があり、今付き合っている友人がいるわけですね。

 ただちょっと友人には見せられん日記になってきたぞ(笑)




 < 過去  INDEX  未来 >


あお [MAIL]

My追加