今となってはどれだけの時間をかけて演劇の練習をしたのかまったく記憶にないのですが、少なくとも日が経つにつれ、隣のクラスに顔を出す時間のほうが多い放課後でした。
で、本番当日。
演劇発表会は2日にわたって行われます。演劇部や先生を中心にした審査員の点数と全校生徒による一般投票の集計で順位が決まります。
「一人舞台で一般投票第1位...」←ああこれは「ガラスの仮面」(愛読書/笑)
そこで...やっちまいました。 どう考えても練習不足&経験値不足。 部活紹介で舞台に立った時とは明らかに状況が違うのに、それを拠り所に「大丈夫」と決め付けていた自分が甘かった。つーーか もともと引っ込み思案だろ お前はぁ!!
劇はまあ無難に終わって、フィナーレを迎えました。そこでは全役者によるダンス披露がありました。そんな時に持ち前の練習不足がたたり(笑)見事なくらい自分で何やってるんだかわからない状況になってしまいました。あの時リズムに使っていた曲の題名は当時から分からないままだけれど、今でも思い出せます。苦い思い出です。 まあこのクラスは高校3年間の中でもいちばん、出来た人間の集まったクラスだったので私のその失敗を責める人間はいませんでした。それがまた逆に引け目となってクラスで孤立を望むきっかけになっていった気もします。 まあ それでもこのクラスのみなさんは、私に対して鷹揚でしたね。コイツらに幸あれ!!って感じです(笑)。
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