あお日記

2002年06月30日(日) 恋心 嶋さん編


 嶋さんと文通を重ねていく上で彼女に対する興味は書簡が往復する「回数」に比例することもなく、中学時代同様、文通そのものに興味を持っていたというのが初めの頃の正直な気持ちだと思います。それが変化していったのが高2の夏でした。

 同じ市内に住んでいながらお互い学区の違う公立高校に通っていたので普段の生活でもかなり縁のない私たちでした。彼女は隣の学区ではトップクラスの女子高に通っていましたが、そんな嶋さんと文通しているという状況をタケダ君は羨ましそうに話していました。彼に嶋さんの話をしたことを明確に後悔したのは、私自身が彼女に恋心を抱いたと自分で認めてからでしたね。

今でも自分の恋愛事を秘めたがる傾向は変わっていないかな?
すっすいませんです、皆さま(笑)。

嶋さん自身に興味を抱いたのは、文通がお互いの内面の告白を含んできたからでした。もっとも、私が嶋さんの手紙にクソ真面目な返事を書いて自分なりの人間関係論を説いたのがきっかけなんですけどね(エラそ〜にね/笑)。彼女はそういったことをおざなりにせず返事をくれる人でした。だから私も高校に入ってから黙して語らなかった自分の考えていることを嶋さんに「話したい」という気になったのでしょう。
ここまで思えばもう恋に落ちるのは時間の問題でした(笑)。





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 それは多分に「友人」の域を美化して越えないだろうもの


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