あお日記

2002年07月23日(火) 気になる女性

 12月に入り私の後ろ向きな考察も一段落着いたようです。

文芸部室に出入りするようになって次第に私が興味を持っていった女性は「いっちゃん」ではなく別の女性でした。嶋さんに対する依存心とは別物でもあり、あっさりとその存在を忘れたくなるような淡い甘美さもあり、人並みな不安も同居するような、これが久々に抱いた私の「恋」だとすれば、それはそれは...はかなくも短いものでした。

当時の部長は既に代替わりをして私と同じ学年の女性がやっていたのですが、その前の部長が私が興味を抱いたこの女性であり、名前を「杏」さんとでもしておきましょう。
私の印象に残っている当時の杏さんはひたすら元気。冗談とコミカルな仕草で彼女のいる部室は笑いの絶えることがありませんでした。部長という職を退いてもなおこの部の中心に位置するのは杏さんに他ありませんでした。

今日の日記の冒頭には「12月に入り...」などと書きましたが、人間の気持ちが暦の切り替わりで左右できるのならこんな簡単なことはないようです。どうも自分自身や人間の生死に関する疑問やらを思っているのと同時進行で杏さんのことも考えていたようです。またしても嶋さんのことはそっちのけ...か?(^^;;

この頃の私の日記に杏さんはかなりの頻度で登場していました。現存しないその日記を読まなくても当時の私の発想はかなりの希望的観測が目立っていて、結局のところ相手の気持ちが不在だったということが手に取る様に分かりますね。





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考えることだけは大胆なんですが行動がともなわない私(笑)。タケダやラザを介するだけで個人的に話をしたことなどないくせに。



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