あお日記

2002年07月30日(火) 冬休み


 高校生にしては破格の収入で念願のパソコンをゲットしたタケダは冬休みの頃はもう居酒屋バイトから足を洗って、落ち着き先である祖父母の家に住み込んでいて、私も自転車で通ったものでした。学校を基点にすると北へ向って7キロほど先が私の家で23分(最速記録/笑)。タケダの家はそこからさらに北へ向って6キロほど行ったペケペケ大学の近くにありました。
 冬になると北風が強い。特にここはいちおう田舎といっても関東平野の一角なので風通しが良い。なので日中の下校時やタケダの家に遊びに行く時はそれこそ鬼の形相で向かい風の中ペダルを漕いだものでした。ブツブツと呪いの文句を風になびかせながら。

 海くんは学校の近くにある百貨店で正月限定バイト。どうも栗きんとんの販売をしたらしい。って校内随一の秀才が受験を控えてそんなことしていていいのか??(笑) まあそれを言うならタケダもしかりで、本人は否定していたのだが、どうも部のM先輩に気に入られたらしくよく連絡を取っているようでした。冬服の制服でも分かるくらいとっても胸のふくよかな人で名前の通りMカップ?? お尻も大きいし正にタケダ好みだ(笑)。

 相変わらず周囲の色恋には無関心でしたし、自分のそれは遅々として進まなくても焦ったりする発想もなく時間だけは刻々と過ぎていきました。



 恋愛に「甘さ」を求めることもなく








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