403 Forbidden

2004年03月10日(水) 転職

毎週水曜はリフレッシュデーとして早く帰れる。
組合が残業時間を抑制するためなのだが、
所属会社の違いから、僕はいつも他の人より30分余計に
会社にいなくてはいけない。

その30分は上司と仕事での議論に費やした。
納得いかないことはとことん議論して、まあ、大体はこちらが折れるのだが
議論できるだけでも職場環境としてはいい方なんだろう。
議論も大方終盤に近付き、明日からやることを確認すると、
別の上司が打ち合わせを終えてやってきた。

人が足らないので良い人材を探していると言う。
いい人材がうちの会社にいたら外には出しませんよ、
と軽い気持ちで返すと君はどうなの?と言われる。
給料上がるならいいですよ、と半ば冗談で返すと、
向こうは本気で条件を出してきた。

前に書いたかもしれないが、正直言うとそろそろ自分の技術者としての
限界を感じている。
普通の理系の人間が技術で喰っていけるのは10年、
あとはマネジメントだと入社の時から考えていたのだが、
最近それを特に意識するようになった。
危機感を感じていろいろと手を出してはいるんですけど、と言うと、
君ならまじめに考えるよ、と言って貰えた。

正直今は身の回りのことで精一杯なので難しいとは思う。
ただ、年棒制だとか上場企業だとか仕事の内容だとかは
条件としてはかなりいい。
30歳が良い転職の最後のチャンスと言われているから、
帰りの電車の中で本気で悩んでしまった。
悩んでたおかげで夕飯を食い損ねて、家に唯一あった卵を茹でて食べている有様。
本当(笑)
生まれてから死ぬまで、人には何回チャンスが来るのだろう。
問題は、そのとき自分に受け入れる体制が出来ているか、ということだ。
このチャンスを逃したら次はいつになるのか、
そんなことを考えながら今この文章を書いている。


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