くじら日誌
温かい、紅茶を傍らに。
穏やかで何もない日々だけれど。
せいいっぱい、生きよう。

2005年06月25日(土) 瀕死

一変して昨夜から体調がすこぶる悪い。
ありとあらゆる内蔵が収縮しているかのようで、
息も絶え絶えに、どうにか幾ばくかの睡眠をとった。
そして、睡眠中は悪夢にうなされる始末。

玄関のドアの外で、気味の悪い男の人が
ずうっと何かをぼやいたり叫んだりしている。
家にはわたししかいないし、何故だか真っ暗だし、
恐ろしくて恐ろしくて、
警察に通報しようとするのだけれど、
110番にかけても違う番号にかかってしまう。
何度も何度も電話をかけ、そして違うところに繋がってしまって、
その繰り返し。
ドアの向こう側では相変わらず、飽きもせずに
男の人が何か言っているし、
わたしは途方に暮れてしまう。

そんな夢を見ていた。


女の子特有の憂鬱な日々に突入せんとしているところで、
毎月多かれ少なかれ何かしらの痛みは伴うのだけれども。
今回は相当酷いなあ、と思う。

こんな日に限って、お店はスタッフがいない日で、
「休ませてください」なんてふざけた事言えない状況だし。
こんな日に限って、うすいさんは同僚のひとの結婚式に出席で、
弱音のひとつも吐けないし。

挙式後、うすいさんは様子を伺いに来てくれたけれど、
あまりにも衰弱しているわたしを見て、
薬を買ってきてくれた。
生薬のみの薬で、効きそうな効かなさそうな、不思議な薬。
「ジツボン」という名の大層読みにくい薬。


こういうとき、わたしはいつにも増して短気になる。
地団太を踏んで、駄々をこねる。
得体の知れないイライラを消化できなくて、
だんだん泣きたくなってくる。

閉店後にひとり取り残されて、地団駄を踏んでいた。
地団太を踏んだ足が痛くなって、さらに腹立たしくなった。


しかも何だか熱があるらしい。
風邪?
身体のほとんどが正常に機能していないので、
どの箇所がどんな原因で不調なのかがわからない。


とりあえずは。
今夜はもう少し、眠れますように。


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