今日は日本の暦では、啓蟄・・・虫が這い出てくる日である。 そして、ジャンヌ・ダルクの日だそうだ。 私たちが、少女のころに知ったジャンヌ・ダルクは金髪の美しい乙女だった。それをそのまま信じて、まるで、夢見るような感覚で、 おとぎばなし的に盲目的に信じてきた。 しかし、映画ジャンヌ・ダルクを見て初めて現実として感じてみると、 あれは狂気であり中世のあの時代だからこそのものだったようだ。 教科書に載っていたような金髪の細い少女があの重い鎧甲冑をつけて 、馬に乗って、武器を持って戦うことなどありえないことだ。 そこから想像すると、体の大きな、力持ちの女性だったはず。 でも、彼女は紛れもなく実在したわけであり、男たちを率いて戦ったのだ。 今、考えると彼女は、戦争の道具であり、政治家の犠牲者だったのだ。 19歳の乙女だもの、恋もしたいし、楽しい歌も歌いたかったろう。 自分が望んだ訳でもなく闘争に明け暮れ、火あぶりにされる。 残酷以外何者でもない。 今でも、小学校の教科書には、オルレアンの少女は、美しく美化されて載っているのだろうか
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