平和のためと称して、アメリカが、ソマリアの内戦に介入した時の実話 感想を書くにも、紹介と称するにも言葉を捜しながら、書かなければならない。何のための戦争だったのか、あの市街戦で死亡したのは、アメリカ軍19名,ソマリ軍(人というべきかも)1000人。 「この映画は、見てあなたが判断を」と、監督は言われたそうだが、 出撃前の兵士たちの、いかにもアメリカ人的なというか、テレビを見て笑ったり、また恋人に電話をしたり・・・ 1時間で終了する作戦だった筈。 戦争になぜ行くのか、・・未来を作るため。軍曹の答えに 冷たく笑う中佐。彼だけが、戦争を知っていたのだ。 ヘリから落ちる一人の兵士。 悪夢が始まる。「ブラックホーク・ダウン」と叫ぶ声。 なんとしても、全員を連れ帰れ。一人も残すな。 もう、どの人物が誰なのかよくわからなくなる。 とにかく、RPGのすさまじい炸裂。手や足や、胴体がちぎれる。 なんとしても、仲間を連れ帰ろう。 捕虜を捕獲して戻るだけの作戦の筈が、信じられないような、市街地で、信じられないような、戦争。 あれが、現実。 襲ってくる人々は、本当にアイディード派だけ? 暴徒となった市民は、ただ、外敵としてアメリカ人を襲っているだけでは。 ただただ、ソマリ人は暴徒にしか見えない。 だけど、あそこは、町の筈、一般の市民のほうが多いのでは・・ 心の中で、葛藤がおきる。耐えられなくなりそうな1時間40分 ものすごい緊張で、この映画は終わった。残ったのは、激しい疲労。 誰もヒーローになりたくて行くんじゃない。 結果としてヒーローになるんだ。 その前に、なぜ、その戦争が必要なのか、もう一度考えたいと思う
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