日々の思い

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それぞれの時代
2003年08月19日(火)

「今の若者」・・・もう、昔から使い古された言葉だけど、その時代、時代で変化してる。今の10代の少女、といっても十把一絡げではないけれど、同じように眉を細くし、肌を出したファッション、大きな何が入ってるのかわからないくしゃくしゃの袋を提げ、サンダルを引きずって雨が降っても傘もささず歩くそんなスタイル。
自分の興味のあることにはとても敏感で、それ以外にはまったくの無表情。
それでも、時に大人よりもある意味しっかり周りを利用して生きる術を身につけている。

そして、そんな子供たちの親世代・・・夫婦それぞれ車を持ち、夫は仕事に疲れ、妻は、子供に振り回され、我が子の奔放さに翻弄されながらもそれが今風なのだと納得する。(私が勝手にそう感じるのかもしれないけど)

次にそんなの親たちのまた親世代・・・・戦中に生まれ、高度成長の時代を自ら作り上げてきた世代。何もなかったところからあらゆるものをここまで自分たちの力で作り上げた自負と、その後のあまりにも早すぎる変わりように孫たちにどう接してよいのか戸惑っている。

近頃、その親世代(祖父祖母世代)の人と接することが多いのだけど、年をとるということはそんなことかもと、感じるときがある。
時に自己顕示欲がとても強くなるときがあるのだ。そんなときは周りが何を言おうと聞く耳を持たない。自分のいうこと「が正しい」、いや、自分のいうこと「だけが正しい」のだ。

私は自分の性格は、ある意味ずるいのかもしれないと思う。
争いごとになりそうになるとできることなら話題をそらしたり、気がつかない振りをしたりして、わざととんちんかんなことで済ましてしまう。
もしかしたら、これは私がベビーブーム世代にうまれ、育ったせいでこれもその時代性なのかも。






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