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夢に出てきた土足のウサギは
最近また、いやな夢を見る。 何か潜在意識があって、そのもやもやが夢の中で得体の知れないものを出現させているのかしらなんて、自己嫌悪に陥っていた。 あるときは土足のウサギが家中を泥足でかけまわり、捕まえようとしてもいかにも走るのを、汚すのを楽しんででもいるようにわざとすり足で跳ね回り、あるときはなにやら形を成さないぶよぶよした黒か、緑色の物体がねばねばとうねっていたりする。
そのつど悲鳴を上げたり、叫んだりしてうるさいと連れに起こされ、夢の続きを見ていたい私は、私なりに消化不良を起こす。そんな日々が続いていた。 昨日から、留守の間にかかってきていた電話が、今日もしかしたら夢のその意味を伝えてきたようだ。 私には、どうしてか予知能力があるのではないかと思ったことが過去に何度かあったのだけど、もしかしたら、それを予知していたのかもしれない。 あのウサギはもしかしたら、私を呼んでいたのかも・・・・・
人にはいろんな生き方があるとは思うけれど、破滅の方向に向かっていることがわかっているはずなのに、それをやめることができないのはどうしてだろう。 それをたずねても、「あなたのように苦労のない人にはわからないよ」と、一言言うだけだろうな
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