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「処刑前夜」 メアリー・W・ウォーカー
2004年10月07日(木)

前作「凍りつく骨」を読んだときも思ったのだが、主人公犯罪記者モリーのものすごいまでの強さが心の中にびしびし入ってきた。

前作のほうがもっとおどろおどろした部分が多く、時に読むのを中断しながら、やっぱり止めることが出来ないで読んでしまった。

死刑囚の言い表すことが出来ないほどの残酷な性格。

でも、最後になってやっと判明するもう一人の犯人はもっと残忍な人間。

女性なのに、これほど残忍な犯人像を書けるなんて作者自身、相当に強い性格の持ち主なんだろう。

吐き気がするほどの残忍さ、でもやっぱり次作を読みたくなってしまう。





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