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前作「凍りつく骨」を読んだときも思ったのだが、主人公犯罪記者モリーのものすごいまでの強さが心の中にびしびし入ってきた。 前作のほうがもっとおどろおどろした部分が多く、時に読むのを中断しながら、やっぱり止めることが出来ないで読んでしまった。 死刑囚の言い表すことが出来ないほどの残酷な性格。 でも、最後になってやっと判明するもう一人の犯人はもっと残忍な人間。 女性なのに、これほど残忍な犯人像を書けるなんて作者自身、相当に強い性格の持ち主なんだろう。 吐き気がするほどの残忍さ、でもやっぱり次作を読みたくなってしまう。
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