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焼きたてパンはしあわせのにおい
2004年10月20日(水)

昨夜長い文章を書いてプレビューした。その次にクリックしたところが間違っていた。

全部消えてしまった。
こんなときって、まったく己をのろいたくなる。

その結果今日はまったく違うことを書くことにした。

今、ホームベーカリーでのパンつくりが楽しくてたまらない。

まずは、ほとんど手間が要らないこと。

それに計量さえ同じであれば仕上がりが毎回ほとんど同じに出来ること。

混ぜ物をしても、実にいいくらいに混じってくれて切ったパンを食べるときにどこから食べようなんて悩まなくてよい。

レーズンと胡桃を入れて焼くと、ほんのり色づいているし、息子いわく”いっぺんに全部食べれるくらいにおいしい”

そろそろ、生地コースだけにして形をいろいろ作りたいという気持ちもあるのだけど、うまく出来ない場合を想定してしまい、もう少しの間、お任せコースで楽しみたい。

今日焼いているのは、ヨーグルトパン、新しいレシピを試しているところ。

人はおいしいものを食べるととても幸せになれる。

焼きたてのパンのにおいには、しあわせという言葉がぴったり合う。

ハイジは目の見えないペーターのおばあさんに、白パンを食べさせてあげたいと自分のパンを大切に取っておくのだけど全部かびてしまっていた。
あのときのかびた白パン、かびていてもハイジにはしあわせのにおいがしたのだろうな。

パンには、そんな魔法の力が宿っている。

白い小麦粉が水と混じって、イーストという魔法でびっくりするほど膨らんで元の形とはまるで似つかない形に変わるんだもの。それこそがしあわせのかたちなのだ。






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