日々の思い

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五木寛之的生き方
2006年07月12日(水)




昭和43年、青春真っ只中(笑)

エッセイ「風に吹かれて」をまるで人生のバイブルのように夢中になって読んだ私がいた。

そして、彼のいう”デラシネ”にあこがれ続けた。


実生活は・・・どこへも飛んでいくことなく、飛んでいけないまま、今に至る。

心のおくのずっとずっと奥のほうで根っこを切って飛んでいる私は小説の世界で今でも浮遊していたりするけれど。


その五木さんが「新・風に吹かれて」を出版した。


予約して購入した。

今、手元にあるのだけどまだ、読み始めてはいない。


五木さんは以前自分の読者層を分けて考えているという話をしていた。

私は前期の読者層。
後期の作品には、興味がわかなかった。
息子は後期の作品を持っていて前期の作品はまるで知らないという。


果たしてこのエッセイはどういう読者層に向けてあろうとしてるのだろう。

帯封には「旅先でぽっくり死ねたら最高だ」とある。


もうすこし、手元においておいて、暖めてから読み始めようと思っている。



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