パラダイムチェンジ

2006年04月05日(水) 民主党党首選挙

ナガタ議員の偽メール追求問題に始まり、前原前代表の辞任にまで
いたった民主党のドミノ倒し現象。
その後の民主党の党首選挙にいたっては、何の興味もわかない、
というのが、多くの国民の本音なんじゃないだろうか。

もう誰がやったっていいからさ、メディアも彼らの右往左往ぶりを
面白おかしく報道する以外にもっと報道することがあるんじゃない
の?なんて感想を思ってみたり。

私個人としては、民主党には期待している部分もあるのだけれど、このていたらくでは、もはや何も言う気にはならない、というのが、
私の素直な気持ちであり。

ただ、今回は小沢一郎が党首をやってみるのでいいんじゃないかな。
管元代表は、どうせ小沢一郎がこけた時には、時期党首候補として
のこのことまた出てくるんだろうし。
小沢一郎も、今回が最後のチャンスなんだろうし。

でもさ、小沢一郎に対する、アレルギーがどうたらとメディアは
盛んに論じているんだけど、一番小沢一郎に対してアレルギーが
あって、豪腕だとか壊し屋だとか、小沢一郎こそ自由主義、市場
主義者だ、とレッテルを貼っているのは、メディアなんじゃないの
かな、という気もするのである。

小沢一郎自身、自分の現在の主義主張をあまり声高に主張はして
こなかった、というきらいはあるし、また元来口下手なんだろうけど
実は私たちは彼のことを大きな誤解をしているんじゃないのかな、
という気もちょっとだけしたりして。

いずれにせよ、民主党の信用もがた落ちになったんだから、ここは
同じくあまりメディア上ではいい印象を持たれてない小沢一郎が
党首になることによって、そのマイナスイメージがどのように回復
していくのか、ということを、ほんのちょっとだけ、楽しみにしたい
と思うのだ。

やっぱり自民党だけが圧倒的に一人勝ちしているだけの状況っていう
のは、まずいような気もするし。


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harry [MAIL] [HOMEPAGE]

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