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■ 遅刻
京都の遠征が響いたのか、なかなか寝付けなかった。 翌日は朝の7時からバイトを入れていたので寝たかったのだが、興奮がなかなか醒めなかった。
仕方ないので、起きていたが、 やはり眠気はタイミング悪くやってくるものだ。
時間は午前4時40分。 そのままいくと、5時50分には起きなければならない。
『どうしよう・・・』
一瞬迷ったが、結局睡魔には勝てず、 1時間だけ、と自分に言い聞かせて、 僕は炬燵に潜り込んだ・・・
何かがけたたましく鳴っている。 猛烈な勢いで、僕を現実へ引っ張りだそうとしている。
「なんだよ!?」
と、炬燵布団から身を起こしながら僕は叫んだ。 僕は、完全に寝ぼけていた。
五月蝿いと思ったのは、ケイタイの着信音だった。 もう一度言おう。僕は、寝ぼけていたのだ。
寝ぼけついでに、僕は机の上のケイタイをまさぐり、即座に、
保留ボタン
を押していた。
「ぷっぷっぷっぷっぷっぷ・・・・」
と、ケイタイが電話を保留している音がする。
『誰だよ』
僕はヒジョーに機嫌の悪い状態だった。 しかし、それもすぐ醒めることとなったのだ・・・!
電話の発信先、それはまさしく、
僕のバイト先
からだった、 のだ。
僕はシャワーを浴びながら考えた(注:このときすでに「のんびりいこう」という考えのもとで行動しています)。
『どんな顔して行こう?』
答えはすぐにでた。
笑顔だ。 僕が浮かべられる、精一杯の作り笑いをしよう。 しかも一日中。ずっと。 何があってもニコニコしていよう。 「ヘラヘラ」は良くない。 あくまでも、「ニコニコ」である。
家に帰ったら頬が引き攣るくらい、最高の笑顔を見せよう。
そう思ったら、逆に開き直れて、 ちょっと気分は良くなった。
結果はどうだったかって? そんなもん、途中で止めたに決まってんじゃん。
何でかって? 腹の減り過ぎで、胃痛になったからだよ!!
悪いかよ!?
2002年12月14日(土)
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