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■ 猛省
今日も学校行ってねえ…
そんな毎日を、新年早々からやってる。
気付いたら、バイトの時間だ。
慌てて、身支度する。
原付のエンジンをかける。
「しまった!!」
こないだスピード違反でくらった罰金払ってねえよ。
…どうなるんやろ?
…まあえっか。
出頭でもなんでもしたるわ。
それよりバイトや、バイト。
中央環状線から望む夕焼けは綺麗だった。
でもそれを「綺麗だ」と味わうこともできないくらい
僕は自暴自棄になっていた。
「こんな生活はもう止めよう…」
原付に乗りながら、独りごちる。
これはもう、病気に近い。
精神病だ。
自分が勉強する前に、まずは自分を診てもらえっての。
あかん。
ここでも独白しとる。
最悪や。
こんな感じで僕はバイト先へ向かった。
客がだらだらと入ってくる。
『食器やらトレイやら、なんか少ねえなあ…』
裏に行ってみた。
ウォッシャーしているはずの店長が、背中を丸めてうたた寝していた。
『俺のオトンの歳と同じくらいの人がこんなになるまで働くなんて…』
思い知らされた。
僕がどれだけ、日常に埋もれ、周りに甘えているかということを…
意志が弱い。弱すぎる。
「また今度」
「今度こそは」
こう言い訳し続けて、どれだけ経ったろう。
いいかげん目を覚ましやがれ!!
こうやって自虐的になって、どれだけ自分をダメにしてきたろう。
もう、いいだろう?
……ここから、出発しよう。
2003年01月07日(火)
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