いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2002年08月16日(金) 事前ポスターが街にチラホラ

 選挙が近づくと、事前ポスターと呼ばれる、候補者(正確には、候補者となろうとする者)の顔写真が大きくのったポスターが張り出される。どこかの陣営が張ると、他が争うように張り出す。とこらが、なかなか晴らせていただける家が少ないから、誰かが張った後を、追っかけることになる。すると、1軒の塀に、何人もの写真がならぶ。このポスターは、公職選挙法の禁ずる”売名行為”をクリアーするため、小さく”演説会”の日程がはいっている。つまり、演説会の弁士の写真を、たまたま大きくのせてりる、というエキュスキューズだ。ところが、これも、任期満了の6ケ月前までしか認められない。区議会議員の任期は、来年4月末日なので、これらのポスターが貼れるのは10月末までである。ところが、この抜け道もある。政党ポスターといわれるものだ。各党の党首や、国会議員と、2名以上の名前、写真がのっているものは、告示日(選挙のはじまる日)まで貼れる。いや、貼れる、とは法律には書いていないのだが、ある選挙で、さる政党が、試しに、候補者を含む、3名の写真をのせた”3連ポスター”を貼り出したところ、”おとがめ”がなかったので、よいことになったらしい。そして、前回の衆議院選挙で、小泉首相と、候補者の握手のポスター(2連ポスター)が出回り、これも”おとがめ”がなかったので、定着した。結局、”捕まるまで大丈夫”なのが、この業界なのか… 9月からは、最大与党の区議さんも貼り出しをはじめ、街に、むさくるしい(ゴメンなさい、私のことです)ポスターが増える。政治は、”顔”じゃないんだけどな〜


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