いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2002年09月23日(月) 交通安全運動のテントは、いるんかい?

秋の交通安全運動がはじまった。例年のことだが、町会、商店会では、テントをはり、役員が交代で詰めている。このテント、何か役にたっているのだろうか。運動初日は、警察幹部が巡回してくるので、町会長以下幹部が待機している。別になんということはない、まわってくるだけなのだが。ここにも、我が国古来の”おかみ”意識があるように思えてならない。警察署長と、町会長、どっちが偉いといえば、町会長だろう。警察署長は公務員で、職務そして報酬をもらっている。町会長は、無報酬だ。はぁは〜、と、お代官様を迎えるような行事は、必要なのか。ましてや、例年やっているから、との理由で、テントを出し、井戸端会議をしていて、交通安全に何か寄与するのだろうか。地元の商店会で”無意味”と、昨年から廃止した理事長がいた。それで交通事故が増えた、との報告は聞かない。但し、順番でくるはずの、警察からの表彰状は、この商店会と理事長には、永遠にこまい。運動自体は、すばらしい。しかし、無用なもの、費用対効果の低いものは、止める勇気が、役人にも求められる。


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