いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2002年09月25日(水) ハンコ押せる人がいないから明日こい!消防署編

まあ、およそ役所と名のつく所は、区民の都合なんぞ、これっぽちも考えていないのは、再三書いているとおりである。今日も、またまた良い事例に出会った。地元の方が放火にあい、罹災証明(火事にあったという証明)を消防にもらいたいのだが、書き方がわからん、との相談に、書類をお預かりして、近くの消防署出張所に出向いた。来訪の趣旨を告げると、定年近そうな消防官は”あ、ダメ。今日は、所長も主任もいないから、明日きて”と、迷惑そうに言う。じゃあ、本署にくから、と言うと、本署に電話をし、”あ、本署もね、かける人いなからダメだって”。このやろう、なめんなよ!(とは言わなかったが)総務課長にかわってくれ、と頼むと、突然丁寧な言葉で”どういうご関係ですか”なんでもいいから、あんたの態度は許せん。すると、そこへ、”主任さん”がお帰りになり、取りあえず、ハンコは押せることになった。それからが大変だ。主任さん、かの初老の担当者、応援にきたもう一人と、3人がかりで、A4に、必要事項(罹災場所、内容)を書き込むだけの書類の作成に、なんと30分。(かかりっきりでである)そして、いよいよ出来るかな、というころ、担当者氏が室内をオロオロと探し物をしている。曰く”おい、簿冊がないぞ、どこだ”さがしても見つからないらしい。いいかげん、ハラワタが煮え繰り返っていたので”いいかげんにしろ、簿冊がなくて、証明番号をいれられないのなら、番号なしでいいから、早く発行してくれ”と怒ると、主任さんは、ぶすくれた顔で、証明番号1 と2、と番号をいれ発行してくれた。ふ〜、区民サービスも大変。早速、身分を明らかにして、本署の副署長に善処を要求したところ、帰宅した我が家のポストに、出張所長の名刺が投げ込まれていた。まあ、いつもお世話になっている所だし、基本的に制服で、国民の生命財産を守っている人々は尊敬をしているが、それにしても、許せない事件だった。頑張れ消防官!


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