| 2002年09月27日(金) |
いぬぶし登壇!また、敵を増やしちまった |
今日は、私の一般質問の番だ。まあ、原稿を全文わたしてあるから、たいした答えは期待できない。まして、10分間だ。これは、目次いや、宣戦布告のようなもので、この後の決算委員会で聞くぞ、という前段だと思っている。今回は、3点。 1つは、区の入札の談合疑惑についてである。年間約800件おこなわれている入札の大多数が談合により行われている、議員や役人なら、誰もがそう思っているに違いない。そして、談合情報はたびたび、寄せられる。区役所2階の喫茶コーナーで談合の打ち合わせをする”マナー破り”のグループまでいる。そして、2回以上行われる入札では、90%以上の確立で、最低入札業者(落札予定業者)が常に同一社である。2位以下は、ころころ変わるのに。これを、業界では、1位不動の原則という。これを防ぐには、誰が入札に参加しているかわからない、電子入札しか策はない。当然業界からの大反発が予想されるので、区長の決断が求められる。来年、選挙だから、まず、絶対に決断はしないだろうが、いつか、誰かがやらなければならない。業界も、口をあいて、エサをいれてくれるのを待つ体質、ムラ体質を変えなければ、未来はないはずだ。2点目は、区職員の、幸せな、福利厚生制度について。月1000円の会費を払うと、8000円の飲み代、5000円の図書券が支給され、1回5000円の宿泊補助が年15泊受けられ、ドームのシーズンシートに座れる、こりゃ、いい制度だ。問題は、税金を年間1億以上も、この制度に使っている点だ。やりすぎだよ!最後は、時間内組合活動。給与をもらいながら、週2日半(出勤日の半分)は、交渉の準備行為が認められる、という制度だ。昨年度は、約16000時間の時間内組合活動があったそうだ。時給3000円とすると、4800万円にもなる。納税者は納得するだろうか。談合にしても、組合活動にしても、票は増えず、敵は確実に増える。しかし、必ず、納税者の利益にはなる。 かっこつける訳ではないが、票に魂は売らない。
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