いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2002年10月05日(土) ある商店街の挑戦〜商店街が別空間へ

今日は、地元の2つの地区の別の商店街で、お祭りがあった。双方かかわりがあり、参加したが、昔から変わらぬ福引セールではない試みが行われていた。1つ目の商店街は、通りを車両通行止めにして、各お店が露店を出す。実際のご商売とは関係ないお店を出している方もいて、なかなかおもしろい。そして、道の随所に、輪投げや、マジックの大道芸人が芸を披露する。合間には、太鼓に、カメルーンの踊り。
にぎやかで、どこから、こんなに人がくるのか、と驚いた。ちなみに、カメルーンのダンサーは、私の友人である。次の商店街は、近くの公園で、カラオケ大会と、モギ店の夕べを開催した。なぜかサンケイ新聞社の講演で、司会者はプロ。地元の参加者も、衣装を誂えたり、なかなかの盛り上がりだ。ピークには、公園にはいりきれないほどの賑わいだった。私は、ここで、モツ煮込みの露店担当。声をからして一番先に売り切った。さあ、ビール飲むぞ、と思っていると、お好み焼きを手伝え、との指示。大人気のお好み焼は、焼手がたりない。エイ、なんとかなるだろうと、お好み焼き職人に変身。いや、売れる売れる、250円の、素人職人の製品を、並んで待って頂ける。うれしいね。2回も焼くと、慣れてきて、それなりだ。
いやはや、”売れない売れない””大店舗の影響”などと、嘆いていても、何も変わらない。消費者の購入動機に、いかに”火”をつけるかの工夫だ。いずれの商店街も、若い2代目が企画の中心だ。そういえば、慶応大学のマーケッテイングの有名教授、村田昭治先生が著書で述べられていた。”マーケッテイングとは、生きる心に火をつけることだ”と。


 < 過去  INDEX  未来 >


いぬぶし秀一 [MAIL] [HOMEPAGE]
 
↑今日の日記は気に入りましたか?
My追加