いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2002年10月18日(金) またまた出ました街の犯人探し〜問題の本質を忘れずに

昨日、5月に区立中学校の修学旅行中に飲酒し、女子生徒にセクハラ行為をした教員の諭旨免職処分(退職金は支給される)が東京都教育庁より発表された。事件発生から実に4ケ月の機間がかかった。この間の当該校の学校長以下職員、保護者
、被害生徒の心情を思うと、なぜもっと早く処分し、現場を落ち着かせられなかったのか、教員を含む公務員の身分保証の手厚さにはおそれいる。また、前回サンケイ新聞に本件が、学校名の実名入りで報道されたときも、保護者の間で”誰がサンケイにチクッたのか、いぬぶしか?とんでもないやつだ”との犯人探しが行われた。今回も、早速、本日のサンケイ全国版に学校名入りで報道され、どうやら、フジテレビでも放映されたらしい。すると、今度は、保護者の間で、”フイテレビにこの情報を10万円で売ったヤツがいるらしい”と、実在の人物名が流されている。まったく、あきれる世界だ。そもそも、サンケイが東京都に取材して発表された内容を、同じグループのフジテレビが10万で買うわけがないし、まして、報道ネタに金を出すなど、マスコミの人間だったら、馬鹿らしい作り話だと、即座にわかるはずだ。10万で売ったと、疑われている方も、また、被害者なのに、おかしな目で見られている当該女生徒、その保護者の方は誠にお気の毒だ。このような、.前近代的な”ムラ社会”のウワサは、本当に情けない。当該校の保護者、地域の良識により払拭され、問題の本質から目をそらさず、新たな気持ちで学校運営にあたられるよう望む。あ〜あ、また、敵を作ってしまった。


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