| 2002年10月31日(木) |
さあ、月末だ。頑張れ中小企業の社長さん |
月末は、中小企業や、商店主にとっては、特別の日である。手形の決済日、集金日、諸経費、仕入れの支払日、会社によっては給料日だったりする。とにかく、日本中で、お金が派手に動く日である。ところが、お役人には、そんな感覚は、コレポッチもない。区民対象の会合や、講演会などが、なんの議論もされず、月末に設定されることがある。なぜか?会場が空いているからだ。民間では、月末月初は、何かと気ぜわしいから、会合などは避けるのが常識だが、そんな常識は公務員には通じない。しかし、お役人の気ぜわしい時間に、出入り業者は行ってはいけない。午前11時40分以降、午後4時40分以降。この時間には、役所から仕事をもらいたい業者は、絶対にお役人を訪問してはいけない。副参事級(管理職)以上なら、あまり、いやな顔はしないだろうが、一般職員の多くは”早く終れよ”とばかりの顔をする。もうすぐ、楽しい昼休みなのに、もうすぐ、楽しく飲めるのに、なんで来るの!但し、残業予算の余った3月頃は、かえって喜ぶかもしれない。まあ、おきをつけあれ。さて、昨年、会社を廃業した私も、債務返済の止むにやまれぬ事情と、生来の性格から、小さなビジネスを立ち上げた。したがって、今日は、上述の支払日である。家賃、給料、仕入れ代金などを支払ったら、通帳には17000円が残った。勿論、私の給料は”ゼロ”で、である。深夜3時まで働いて、給料ゼロか、と感慨深いが、いやいや、議員だけではなく、中小企業の辛さ、楽しさを味わえる幸せに感謝するべきだ、と反省。そして、この立ち上げに、”支払いはいつでもいいよ”といって、内装やら、電気設備の工事を請け負ってくれた、すばらしい中小企業の仲間たちにも、心から感謝!二束の草鞋、あらためて履いてみせよう。頑張ろう、大田区の、日本の中小企業!
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