いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2002年11月02日(土) ちょいと顔みせ、さっと消える。議員の行事めぐり

秋の土日は、区内至るところで、行事が行われる。私のような、はぐれ議員にも、山のように招待状が届く。開会式だったり、式典であれば、短時間ですむが、講演会や、芸術系の発表会となると、そうは行かない。1時間から2時間は拘束される。しかし、主催者としては、講演や、発表を聴いて欲しいはずだ。そこで、このような会合では、なるべく、長い時間、できれば、開会から閉会までいるようにしている。今日も、いくつかの行事があったが、午前中は、ある講演会にでかけた。来賓席には、国会議員、都議会、区議会の現職、元職、候補者が陣取っていた。すぐ隣に着席した、弱冠26歳の区議候補者(大田区ではないが)。とにかく、おちつきがない。名刺によれば、某有名大学を卒業後、代議士秘書。そして、来年の区議選に出馬するらしい。どうやら、この講演会の主催者に、彼の区の支持者がいるから、止む無くきた、ということが見え見えだ。講演がはじまると、携帯電話でメールを始める。そのうち終るだろう、と無視していると、カチャカチャ終る気配はない。”みっともないから外でやりなさい”オジサンいぬぶし、ついに切れてしまった。やっと、携帯はしまったものの、今度は、講演そっちのけで、後ろを向いて支持者を探す。ビンボウゆすりを始める。あ〜あ、来るなよ!さて、反対側のお方は、おやま、講演とは関係ない、読書中。国会議員は、15分で去り、都議さんも、いなくなった。1時間半、いい講演だった。もちろん来賓紹介もない。多分、1票も増えなかったと思う。でも、票のためだけに、会合まわりは、あまりにも悲しい。色々な価値観があるだろう。当選できなければ、ただの人。落選経験者のいぬぶしとしては、それもよく分かる。でも、顔だけ出して、さよなら。出来ないな…


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