| 2002年11月03日(日) |
西武は、負けてあたりまえ!〜常識すら知らない選手たち |
今日も、行事山盛りの一日だ。2件目に、市民消火隊操法発表会があった。各町会の消火隊の訓練成果を発表する会である。いぬぶhしも、区支給の防災服をきて来賓として出席した。この防災服には、困ってしまうことが、いくつかある。まず、この行事は、消防署が支援しているので、消防官の礼式によって行われる。つまり、着帽(帽子をかぶっている場合)は、おじぎではなく、挙手の敬礼をする。ところが、消防団以外の来賓は、脱帽しておじぎをする。これは、消防だけでなく、警察、自衛隊の礼式にもない作法だ。しかし、今は”文民”である、いぬぶしが敬礼をして挨拶するのも、いかがかと、迷う。次に、登壇して挨拶する来賓に、消火隊は”かしら中”の号令で、指揮官だけが敬礼をする。挨拶しない来賓は、自衛隊であれば、挙手の敬礼を登壇者にするのだが、やはり、消防団以外は挙手の敬礼をしない。ええい、いいや。こちとら、生粋の少年自衛官出身者だ!とばかり、挙手の礼をしたら、隣の、大先輩の区議さんも、してくれた。ホッ!もうひとつ、きをつけの姿勢だ。警察、消防は、きをおつけの際、指先を伸ばして、ズボンの縫い目に添うようにする。これは、旧帝国陸海軍、その前は、ドイツ軍からの伝統だ。ところが、我が自衛隊は、手を握りしめ”グー”にしてズボンにつけるのだ。これは、警察予備隊の当時、米軍から教練の指導を受けたためだと思われる。そこで、いぬぶし。少年時代も、現在(予備自衛官)も、きをつけは、”グー”になってしまう。いやいや、ここは、消防の式典。パーにするようにするのだが、なかなか、ならない。不思議なものである。そういえば、日本シリーズで、国歌斉唱の際、巨人の選手は、帽子を胸にあてる”国際的常識”を行っていたが、西武の選手は、ブラブラ手を降ろしていた。負けてあたりまえである。ところが、西武の選手で一人だけ、正しく胸に帽子をあて、うやうやしく君が代を聞いていた選手が一人いたのだ。プロ野球音痴のいぬぶしは、彼の名を知らないが、多分、米国人であろう。他国であっても、国旗、国歌には最大の敬意を払う”国際常識”を、この米国選手は学んでいたのだ。それすら知らない、そして教えない西武なんぞは、ダメだな!
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