| 2002年11月04日(月) |
いい仲間にありがとう! |
今日は、一日ポスター貼りで、疲れてしまってグッスリ寝てしまった。すると、
11時半ごろ、携帯がなった。親しくお付き合いを頂いている、ある異業種交流会で知り合った社長だった。どうしたのかたずねると、”先日、この会に入会してくれた、中華レストラン経営者の女性が、”悔しくて悔しくて”と、泣いて電話してきた。ただ事ではないので、彼女の店に妻とでかけるから、付き合って欲しい。”とのことだ。寝巻きであったが、すぐ着替、自宅まで迎えにきてくれた彼の車で、お店へ。彼女は、中国から来日して、ご主人とともに、深夜まで働いて、12年。ついに、大田区に2軒、そして、川崎にもお店を出したのだ。とこらおが、川崎店の内装設備で、そんでもない工事をされ、その社長にクレームをつけたところ、反対に”中国人のクセに”だの、女性としての尊厳を傷つけられる罵声っを浴びた。どうしたらいいだろうか。との相談だった。相手の会社は、飛ぶ鳥を落とす勢いで、その社長は、我々共通の知人だ。3人で善後策を協議し、彼女に”一人じゃないよ、日本人にも仲間がいるよ”と、元気づけて帰った。なんて、優しい男だろう、と、この夜中に私を叩き起こした社長を思った。彼は、幼少時代、コッペパンすら食べられなかった時代をすごしたそうだ。今では、ステーキをいくらでも食べれるくらいの事業家になったが、そんなことは、お首にも出さない。過日、私が新しく立ち上げた事業の工事を、手付金も取らずに請け負ってくれた一人だ。10月末に、この工事代金が払えず、一部だけ支払い、お詫びをした。ところが、事情を知らなかった経理担当の奥様が、この中華レストランへの車中で”あの入金はなんですか?”と、私に聞くと”それ以上言うな”と、この社長が制止をされた。その優しい言葉、そして、それ以上、触れないで下さった奥様の温かさには、思わず涙が出てしまった。そして、中国人の経営者への深夜の激励。嗚呼、いつか、こんな男になりたいものだ!ありがとう
|