| 2002年11月05日(火) |
区議会議員選挙は、もう始まっている? |
来年4月30日に任期が切れる区議会議員の選挙は、4月27日に投票が行われる。そして、個人名だけが大きく書かれている”個人ポスター”は、10月30日(6ケ月前)から貼れないのだ。そこで、”政党ポスター”なる、各党の党首などと、2人の名前を掲げたものが街に張り出されるようになった。候補者の名前、写真などは、全体の面積の1/3以内で、他の弁士(党首など)と比較して目立ってはいけない、との不文律がある。さて、大田区内でも、各党がポスターを貼りはじめた。自民、公明、共産各党は、組織的にはるので、一瞬のうちに貼り終えてしまうが、その他の政党は、だいたい候補者(正式には候補予定者)が、自ら貼る。いぬぶしも、貼ってくれそうな家をまわる。てっとり早いのは、”追い貼り”といって、ほかの候補者の張ったところに、”私もお願いします”といくことだ。余程、小沢一郎が嫌いか、他党の熱烈支持者でなければ、貼らせてもらえる。駅に近いあるお店の壁、目だって良い場所である。お店の店員さんに聞くと”どうぞ”との返事。ただ、この場所は、他党の親しくしている候補者の自宅近くだ。”ごめんね、あそこ貼らしてもらったよ”と電話した。彼は、たまげて”あそこに貼るために、4年間買物をしたのに…大家さんがはがしていい、と言ったら、はがしますよ”と絶句していた。おお、そんなに大事なことだったのか。そりゃ、すまんな。事前のポスターで、大きく票に影響がないことは、過去の選挙で証明済みだが、そんなに気にしてるとは知らなかった。翌日、そのお店に貼った私のポスターは跡形もなく、はがされていた。その後、彼が貼るポスターは、次に”追い貼り”されないよう、ビッシリと貼られるようになった。う〜ん、ついていけない世界に、足を踏み込んだのかも知れない。一瞬、そんな嫌悪感がしたが、いやいや、まだまだ、やらねばならない問題がある。共に頑張ろうね!
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