| 2002年11月20日(水) |
共産党の委員長が作った意見書案に、共産党元幹事長が反発? |
今日は、羽田空港対策特別委員会が開催された。通常、通常定例会の会期外の特別委員会は、月1回なので、今月2回目は異例だ。これは、国土交通省が、羽田空港跡地を、当初の200haから、77haへ、そして、今回、再度53haに減らしたことについて、抗議の意見書を同省に持参するためだ。ところが、昨日、突然”行くのはやめた”との連絡が議会事務局から入ったのだ。どうしたのかと、委員会に参加すると、共産党の委員が意見書の文言につき修正を求めたため、急遽中止になった、とのこと。前回の委員会で、意見書の文面は、委員長(共産党)、副委員長(公明党)、理事(自民党)に委任したはずである。それが、国土交通省に行く前日に、委員長と同じ政党の議員(委員長より先輩で、元幹事長)からのクレームで、中止になってしまった。委員会でも、この委員以外は、文面よりも、早く抗議することが重要との意見で一致し、私の提案で、上述の三役と、かの議員と案文を休憩中に作ることになった。結果、具体的な要望の入っていた当初のものから、きわめて抽象的なものに変更されて決着した。しかし、委員会にだす前に、党内で調整してくれば、国土交通省に対してもドタキャンという、みっともないことをしなくてもすんだ。さらには、区議会議員は、議会招集ごとに、費用弁償といって、1回6000円が支給されるのだが、今回のそれは、不要だったはずだ。まあ、お偉い国土交通省のお役人には、文言など、どうであれ、聞く耳はもたないだろうが… 跡地については、すでに、大田区と国土交通省の間で、密約ができていて、抗議はデキレースだ、とのウワサも、街に出回っている。頑張れ、大田区のお役人!
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